と き:平成23年6月11日
場 所:大分県東国東郡姫島村 姫島小学校体育館
テーマ:「トンボの科学」親子体験教室
第1部 「トンボの羽」がなぜ飛ぶのか、その秘密を知ろう
第2部 紙飛行機親子体験教室
講 師:河邉博康 教授
アシスタント:航空電子機械工学専攻修士1年生・市原向平
航空宇宙工学科4年生・安松大器
受講者:小学生80名程度、保護者
講義時間:第1部1時間、第2部1時間30分
<講義内容>
大分県の国東半島にある「姫島」という島にある姫島小学校の「PTAふれあい参観日」の活動の一環として、トンボの羽のふしぎの学習および紙飛行機実験を通して科学のおもしろさを体験しながら親子の絆を深めるという目的で、「トンボの科学」親子体験教室が開催されました。
第1部では、トンボの羽のひみつについて河邉教授が説明し、トンボの羽の渦の様子や本学マイクロ流体技術研究所で開発したトンボ・ロボットやエコ風車について紹介しました。また、航空電子機械工学専攻修士1年生の市原向平君による実物のエコ風車を用いた発電実験を見ていただきました。
第2部では、河邉教授とアシスタントの航空宇宙工学科4年生の安松大器君が、紙飛行機実験を交えながら飛行の原理や紙飛行機の飛ばし方を説明し、飛行機がなぜ飛ぶのかを小学生に学んでいただきました。その成果を試すため、最後に紙飛行機大会を開催しました。
紙飛行機大会では、1年生から6年生までの各学年ごとに飛行距離を競い、最後に学年ごとの優勝者が集まって、姫島小ナンバーワンを決めました。優勝賞品を目指して、子供たちは小さな手で元気いっぱいに紙飛行機を飛ばしていました。
姫島小の子供たちや保護者の皆様、姫島小の教職員の皆様と楽しく交流させていただきました。子供たちが少しでも飛行機や科学に興味を持っていただければ幸いです。
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