トンボの翅が微風でも浮力が得られることをヒントに「マイクロ・エコ風車」が開発され、この特許をNBU日本文理大学(小幡教授)で取得しており、産・学・官で、この活用が図られています。
風力により回転する風力発電装置に、マイクロ・エコ風車を水車に改良したものを水に入れて水の力で回転させる水力発電装置とを合体させた「ハイブリッド発電」(装置の一部を貸出し中)の現状を見てきました。
これらの発電装置に、更に太陽光パネルが取り付けられており、風・水・太陽光の3つの自然エネルギーを利用したトリプルの発電装置となっており、水路に設置されていました。
風の有無や昼夜等、お互いを補うことが可能であり画期的なものとなっていました。
小電力ではありますが、この装置で得られた電力でIOT機器(水位計、監視カメラ、温湿度計等)を作動させ、得られた情報をデータ発信し監視などの人の省力化を図る等、特にインフラ整備が十分でない山間地域での農業等へのIOT化に期待されています。
装置の耐久性の向上や出力の効率化など、今後の課題もありますが、高校生の皆さん、一緒に研究開発やモノづくりをしませんか?
意欲ある若い皆さんを、お待ちしています。