Topics2022/07/22

就職戦線2022(その1)「国立大院卒に競り勝ちました!」

  • d1
  • d1
  • d1

今年度の就職戦線もそろそろ結果が出そろい、9割以上の4年生の来年4月からの就職先が決まりました。。3年生にはレベルアップと呼ばれる就職活動に向けた講義があり、昨日(7/21)は内定をゲットした5名の4年生にその体験談を話してもらいました。今回は、そのうち某建機メーカの内定を得たSさんの話を紹介します。Sさん以外については、回を改めて報告していきます。

子どものころ、建設機械に乗った記憶等から、某建機メーカを第一志望としたSさんは、一緒に面接を受けていた他の候補者はほとんど九大等の有力国立大学の院卒(見込)のところ、NBU航空宇宙の学部卒(見込)でありながら、競り負けず内定をゲット!
内定の連絡を伝えてきた企業の人事担当者も院卒の候補者との比較がポイントになったことを明かした上で、学部卒でありながら院卒に競り負けなかった根拠として、次の2点を挙げてお話をしくださいました。1点目は、『自分で勉強できること』。面接の場で、TOEICを425点から660点へ上げたことに関し、毎日シャドウィング等の勉強を2時間?、1年間継続した点を説明、それが高評価を受けた模様でした。
2点目は『卒研の内容が自社の事業と親和性があり、その研究内容を面接でも説明できていたこと』との評価を頂けたのは、指導教員のサポートの賜物でした。 昨年12月の研究室配属の直後にこの建機メーカを第一志望としていることを指導教員に伝えると「競争相手は国立大の院卒になる修士。研究をすでに始めている競争相手に負けないよう卒業研究を早期に着手すべき」と指導教員。ここから、この建機メーカの関連会社が過去に発表していた研究テーマに近い内容を卒業研究として選定し、直ちに卒研に取り掛かりました。実験の準備を進めたことが、面接での質疑も高評価を頂ける結果につながったようです。