今週の木金(11/10-11)に日本航空宇宙学会の西部支部講演会（オンライン開催）が行われ、本学の航空宇宙工学科からも数件の発表があります。
ドローン・ロータの風洞実験を卒業研究テーマとしている学生も発表することになっています。

2022/09/29 卒業研究「ドローン風洞試験スタート」

機材の準備等の制約により実験が始まったのが１か月前であり、学会発表まで突貫工事で進められています。

9/29のトピックス報告は実質試運転で、この試運転結果をciRoboticsさんと協議して本格的な実験に移行したのが10/19(水)。
この段階では学会発表の見通しが得られていませんでした。その理由の一つにプロペラの回転数を計測していないことがあります。
10/19の実験データを見ていて、一つの可能性としてサンプリング周波数を高くする案に気付きました。
すぐに再試験をやりたいので、その週の週末に10/22(土)に実施。その結果を見てみると、サンプリング周波数を高くすることで、プロペラの回転数を推定できそうなことが分かってきました。

これで急ぎ発表内容をプレゼンテーションにまとめる作業に入りました。
学生にとっては初めての学会発表となりますから、簡単にプレゼンテーションはまとまりません。先週(10/31-11/4)も教員との打合せを２回行いましたが、学生から「土曜日はダメですか？」と提案があり、11/5(土)も教員とディスカッションを行いました。

さて、本番に間に合うか？