2025.4月卒業の卒業生の卒業研究が本学紀要に掲載されました。今年3月の卒業式終了後に紀要投稿に向けた打ち合わせを行った時の振り返りでは、卒研が始まった1年前には「ムリムリと思った」ことを語ってくれました。NASA Contractor Reportに記載されているのと同様な運動方程式をラグランジュの方法を使って導出する段階でのことです。方程式の導出に数週間かかりましたが、方程式が導出できた時には「できないと思っていたことが、できたぞって思った」そうです。その後、pythonにコーディングするようになって、NASA CRを参照しつつ別のNASA資料にある風洞試験結果に合うようにシミュレーションを改善していきます。途中段階で参加した学会では、九大の教授からの質問に臆せず、相手の質問意図を理解して的確に答えることができました。その後、NASA試験結果に合わせるために制御量を繰り返し計算で求めるアルゴリズムを自分でプログラミングできたころに卒業研究は最終発表が来てしまいました。ただし、その後も追加の計算をまとめ大学紀要に成果を掲載することし、教員と打ち合わせを継続。卒業式後の最後の打ち合わせで1年前を回想してもらいました。紀要としてまとめる作業は卒業後も続き、5月連休には教員とリモート打ち合わせで、原稿の最終確認を行いました。
「できないと思ったら、できることもできない。できると思ってやってみるしかない」と本人が回想しているのは、全くそのとおりです。
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