当学科の岡崎先生が、子どもたちと宇宙を目指しました。
さて、その方法は？そして結果は？以下、岡崎先生のレポートです。

8月26日（土）、大分駅そばのコンパルホールで行われた男女共生セミナーサマーフェスタ（大分市男女共同参画センター主催）にて「かさ袋ロケットで目指せ宇宙！」と言うテーマでかさ袋ロケットを作って飛ばして楽しんできました。

紙飛行機を教材としたことは何回もあるのですが、かさ袋ロケットを教材にするのは初めての試みでした。雨の時にお店の入口などでよく見かけるかさ袋。それに空気を入れて閉じ、厚紙で尾翼を作って取り付けるだけと、作り方はいたって単純なのですが、ところがどっこいなかなか手ごわいことを、やってみて初めて気づきました。
尾翼は一応、前の方が斜めに切り落とされているのですが、こどもたちにはどちらが前なのかわからないわけで、前後ろを間違って貼り付けてしまうと、もう剥がせない！　剥がすと袋が破けてしまい、一から作り直しになってしまいます。

そんなこんなで悪戦苦闘の末に完成し、みんなで飛ばしてみました。その後、重心を簡単に変えられる仕組みをつけたロケットで実験をし、重心位置と飛んだ距離をグラフにして皆で傾向を調べました。実験結果をただ表に並んだ数字で見ていたのではわからなかったことが、グラフにすると一目瞭然となることをこどもたちは感じ取ってくれたものと思います。