Topics2023/09/07

地元企業の方との情報交換

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9/7、大分県主催の「県内企業と理系大学教員との情報交換会」(コンパルホール)が開催され、行ってきました。約100社の地元企業が参加され、航空宇宙工学科はそのうち12社と面談。

大分にやってきて3年目の報告者が知っている企業もあれば、初めて聞く企業もありました。
分解せずに壊れていないかを見る非破壊検査の企業や、B2B(Business to Business)で自動車部品や業務用冷蔵庫を作っている企業、石灰を扱っている企業・・などなど
皆さん、口を揃えて仰るのは「いい学生さん居ませんか?」で求人は旺盛です。

航空宇宙という特定分野を学科名としている本学科ですが、卒業生のうち航空宇宙分野に就職するのは大まかには半数で、残り半数は航空宇宙とは関係ない方面に就職しています。今日お会いした企業担当者の方も「やっぱり航空宇宙方面へ進む学生が多いんですよね?」と聞かれるので、その辺を説明。さらに「航空宇宙工学科といっても、大まかに見れば機械工学科の一種ですから」、造船関係の企業さんには「航空宇宙工学科の特長は、飛行機やロケットという完成品を対象としていることで、実は造船と変わらない」、IT関係の企業さんには「航空宇宙分野に特徴的なこととして、CFDやFEMといった数値解析分野を主導してきたことがあり、数値解析関係の履修科目もあります」とご説明しました。

コロナ禍でエアラインが採用と中止していた間でも本学科の就職率がほぼ100%を維持できているのは、このような非航空宇宙分野へ一定数の卒業生が就職し、活躍しているからなんですね。

航空宇宙分野に進みたい人だけでなく、何をやりたいか自分探し中の人も本学科を目指してはどうでしょうか。地元大分にも、結構面白そうな仕事がいっぱいありますよ。