Topics2024/03/28

人工天体の観測実験(その2)

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3月26(火)に,佐賀関の「JX金属関崎みらい海星館」で,人工天体を対象とした観測実験を実施しました.実験には本学科学生3人が参加しました.
 研究室(藤田研究室)での研究活動の一環として2019年より毎年実施している観測実験で,今回は当施設で新しく導入された機材(口径80cmの大型望遠鏡,冷却CMOSカメラ,自動天体導入システム)を用いて,運用中の人工衛星(静止衛星)と静止軌道上で破砕した人工衛星由来のスペースデブリ(宇宙ゴミ)の観測・撮影に成功しました.参加した学生のみならず,当施設においてもスペースデブリ観測を実現させたのは初めてとのことです.機材の準備や取扱について丁寧な対応と説明をしていただいた副館長に,この場を借りて感謝いたします.